【音】【劇】#11の恋とJazz
とても素敵な朗読劇を拝見しました!
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役者さんたちの声がよどみなく物語を読み進めていく後ろに、輝さんのウッドベースだったり、史門さんの鍵盤だったりがさりげなく言葉に寄り添ってBGMを鳴らして、言葉のピッチやリズムに合わせて楽器の跳ねる音が聞こえてくる。
物語の終わりにはVo.コンノアキコさんを含めたトリオ編成でのジャズナンバーを1曲。
物語の中には、身に覚えのあるものもちらほら…
ふと、15年以上前の事を想いだしてはっとした。
忘れる、という行為は神様が私たちに与えてくれた最大のスキルだ、と、昔に誰かが言っていたけれど。
忘れているようで、完全に消しきれる過去なんてないんだという事。
私も、主人公のように、「恋忘れ」を自分の体にしみこませて、綺麗さっぱり忘れてしまいたい過去がある事。
こうやってふとした瞬間に15年以上も昔の話をまだ、思い出す厄介さ(笑)
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Stacey Kent - Easy To Remember - YouTube
↑コンノさんではありませんが(^^;
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ジャズの楽曲をちゃんと知らない人だと、せっかくの作り手の意図を半分くらいしか楽しめていなかったのではないかとも。
意外と、自分がJazzスタンダードと呼ばれる楽曲たちを知らなかったな、という事。
物語を聴きながら「あ、きっと次はこの曲がくる?」と予見できたのが2曲、ぱっときいて「聴いたことある!」となったのが3曲しかなかった(^^;
Jazzのスタンダードなので、全編英語詞の楽曲で、歌声の中から聞き取れる事、聞き取れない事がたくさんあった。
ニュアンスで受け取るものはたくさんあったのだけども...耳が必死に追いかけるも、多分、半分くらいしか理解できていなかっただろうな...(勿体ないし悔しい〜!)
受け取り手側が「基本的なJazzを知っている」という事が大前提にあって、少し残念な気持ち。
知ってる楽曲が出てきたときと、そうじゃないときのストーリーの残り方、受け取り方が全然違っていて。
次回、が、あればぜひ。
物語のキーワード+楽曲リストを添えたフライヤー等を配ってくださると「あ、あの物語にはこんな楽曲が繋がっていたのか」という終演後の復習、余韻、からの気づき=より作品に深く入り込んでいける、につながったのかも?
それでも、物語の世界観やそれぞれのJazzナンバーから伝わるもの、感じるものはたくさん。
言葉、音楽、ストーリー...それぞれが良い物を持ち合わせて丁寧に作り上げているのがわかるから、より…
もっと深く、その世界観を覗きたかったなぁという素人の願い。
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「そっか、この物語の背景にはこんな楽曲があったのか...」という復習をしながら、まだまだ余韻に浸れそうな素敵な作品。
再演、ないし、新作をぜひ!
次回作も楽しみにしています♪
演奏:
#コンノアキコ(Vo)
#鈴木史門 (Pf)
#桐沢輝 (Ba)
朗読:
#上條雅市
#山口龍海
#鳥羽優好
#永岡由貴
ストーリー:
#いとうかよこ
(敬称略)
会場:u-ma kagurazaka
https://www.u-makagurazaka.com/
エルダーフラワーソーダでしゅわしゅわ。
素敵な空間、素敵な声、音…
またおじゃまします♪