想~日々想うこと、徒然~

音、Tea、ときどき猫。読書、映画などの記録も。好きを好きなだけ

【映】シン・エヴァンゲリオン観てきた(下書き編)

エヴァ見てきた。
忘れないうちに雑感を。盛大にネタバレしているのでこれから見る人は絶対読んじゃダメな奴(回れー右っ!)

とりとめのない長文になっているのでご注意を。基本読まなくていいですw(自分備忘録なので)

一つだけネタバレなしで言うなら、音楽がいいからぜひ、音響の良い映画館で見てほしいです
(私はIMAXシアターで見たけど、そのあと半日丸っと映画酔いしてましたw)

#シンエヴァンゲリオン #エヴァンゲリオン劇場版 #さようならすべてのエヴァンゲリオン #IMAXTheater





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レイは「3rdチルドレンに恋に落ちる」とNERVで運命を仕組まれているのだとしたら。
マリは、ユイが最愛の息子に残すように計画し、ユイの手によってシンジと運命づけられていたのでは?などと。
「どこにいても迎えいに行くから待っててね、わんこ君」
約束通り、8号機から降り立ってシンジを迎えにいくマリ。

あ!あの海辺のシーンはもしかして、「ベルリン天使の詩」へのオマージュなのか?

(ベルリン~では、人には姿が見えない天使があろうことか人間に恋をしてしまう。想いを伝えるために天使としての永遠の命を捨てて、死によって終わりに向かっていく身体を得て人間となり、彼女の前に姿を見せて愛の告白をするという白黒無声映画。なのだけど、天使でなくなって地上に舞い降りた瞬間、白黒からカラーに代わる演出も最高に素敵な映画です)(しかも長編)

マリが少女の姿を捨てて大人になっている。
シンジの首筋をくんくんして「相変わらずいい匂いがするね~」って変態チックな発言をしながらDSSチョーカーを外すのがツボすぎて笑った。

シンジに人として誰かと生きていく幸せを与えるための、マリは天使だったのか。なるほど。

冬月と最後の会話を交わすシーン。
イスカリオテのマリア」
このセリフには2つの考察があると思う。

ユダは他の使徒たちがガラリヤの出身であったのに一人だけイスカリオテという土地の出身であった、
冬月やゲンドウとは別の幸せを手に入れるためにNERVと敵対する組織WILLEで奔走するマリ。
違う土地(世界線)を生きてきたこと、そして、自分たちと袂を分かつ(裏切った)この二つWミーニングなのだと思った
冬月やゲンドウと違う世界線を生きる事を望むマリ。
彼らを裏切るかのように世界を救うためにエヴァを消していくマリ。

そして、聖書に出てくる「マリア」達は、それぞれメシア(救世主)を傍で支える大きな役割を持つ女性たちだ。
聖母マリアマグダラのマリア...
アスカが言う「いまのあいつにはママが必要なのよ」その存在を引き受けたのがマリであり、やはり最初からシンジを支える聖母であり、彼を支える聖女としてユイから遣わされたのではないだろうか。などと想像してしまう。

そうか、ユイは物語の中枢を担う「神」なのだ。

というか、カヲル≒ゲンドウ、マリ≒ユイという写し鏡構造になっているのか?
死んだはずの加持が「渚指令」って言っているのもそういう理由からなのか。
「渚、とは。大地と生命の源である海の境目にある存在。うまい名前を付けたものですね」(あいまい)と、カヲルに語り掛ける加持。

Qですでに父親の化身とピアノを奏でることで一つになっていたことになる。
音楽が、特にピアノを弾くことが好きだったというゲンドウの告白。ぉぉ??ってなってる。
ウォークマン(もどき)でずっと繰り返し聴いていたものは一体何だったんだろう。
もういらない!と投げ飛ばすウォークマンをレイが何度もシンジに返しに来る。そしてそれを今度はシンジからゲンドウへ手渡される。

一つの大きなキーワード「音楽」「ピアノ」
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ミサトと加持が結ばれていた。
畑のシーンで「Ryoji Kaji」のゼッケンをつけたジャージ(?)姿の少年が出てきたときは悲鳴を上げた。

40代を過ぎると、自分の事だけを考えればいいわけではなくなってくる。

次の時代を生きていく若者たちの人生をどのように導き守っていくのか考えていかなくてはならない。それは物語の中だけでなく、現実を生きる私たちも同じことだ。

コミックで、加持が自分の事をシンジに聞かせながら、ミサトも父親の命と引き換えに生かされているのだと語るシーンがあった。
生きて幸せになる資格のない二人、というけれど。ちゃんと、未来へその想いが引き継がれているのが号泣ポイントだった。

自分の父親が2ndインパクトに関与していることを知り、けじめをつけるためにも何としてもゲンドウの目論見を止めたいミサト。そしてそれは何より、自分の息子の健やかな成長と未来への祈りを込めて。

本編ラストまで後ろに髪を結わえて帽子を取らないんだけど。最後の最後で帽子を取って髪をほどき、まだ無邪気な「姉御肌」だったころのミサトがひょっこり顔を出す(とはいえ緊迫したシーンの中なので「ぷぅっはぁ~!!」的なノリはない)作画も旧劇に戻ってた?

私たち人間は歳を重ねるたびに背負うものが大きくなっていくものだ。大人でも背負いきれない役割を、まだ子供だったシンジに背負わせていたことに気づく。
過去作の断片をちりばめながら「シンジ君一人に大きな役割を背負わせてしまった」
我が子を産んで初めて気づいたであろうミサトの想い。痛くて痛くてたまらなかった。

ゲンドウの術中にはまりほぼ壊滅状態になったWunderの甲板で、父ゲンドウと再会するシンジ。

シンジをハンドガンで「エヴァに乗るな」と脅し発砲するサクラとミドリ
そして、銃撃を止めようとしてシンジとサクラの間に入って撃たれてしまうミサトが放つ「この艦の艦長は私。彼(シンジ)の行動のいかなる責任も私がとります」というセリフはまさに「理想の上司像」

そして、父親を止めるためには説得してけじめをつけるか殺してとめるしかない(??ちょっとセリフが曖昧)みたいなことを言ってシンジを送り出すミサト。
大人たちである私たちが背負う責任、組織の長として部下を守るために必要なこと。こういうリーダーの下で私も働きたい(と、真顔で思った)このあたりから物語の後半が見え隠れしていて涙を必死にこらえるべく眼筋がふんばりはじめる。

力ではなく、対話で。
隠されていたゲンドウの過去を自ら語りながら、目の前のシンジの中に最愛の人がいることに気づく瞬間。
孤独だった自分が、ユイという愛を知ってしまったがばっかりに、再びそれを失う恐怖。
「小さいころ家族の愛を知らずに育った人は自分の子供をどう愛していいかわからない人が多い」まさにそういう不器用な父親像。

みんなそれぞれの「愛する人」へ向かっていく。
世界中で愛読されているベストセラー、旧約/新約聖書への壮大なオマージュをちりばめつつ。
エス様の血の贖いによって私たちが神様に赦されたように。シンジの血の贖いによって人類が助かる、のかと思いきや。
最後にユイという母親の愛によってシンジだけでなく世界が救われるという本当に壮大な愛の物語だった。
神様が愛する我が子を救うように。

ユイはゼーレ側に立って、何がしたかったんだろう?という個人的な謎は読み取れぬまま。2度目見たらきっと、また何かが変わるのだろうと。

マリとシンジが成長して大人になっている姿を見て、少し前につぶやいたこと(スーツ屋さんとのコラボポスターでスーツ姿のアスカ、シンジ、レイを見て、「スーツを着て大人になっている姿を見たい」とつぶやいたことがあった)もあながち間違いではなかったのではなどと。

ただ、この物語が「繰り返し」の物語であるのならば。シンジとマリの間に芽生える愛にも、同じループが待っているという事か?(悲劇になるのは嫌だなぁ...)

何なら次世代たちのスピンオフ作品が1つできてしまうのでは?トウジと委員長の子供、2代目加持リョウジ君、いつか誕生するであるマリとシンジの子供たち、第三村の人たちのその後、脱出カプセルで地球に戻るWILLEクルーたちの事。リツコやマヤたち。すべてのエヴァが消えてその後の地球。

コミック版のラスト、遺跡と化したエヴァの研究が進むも何もわからないことになっているという。
「彼らの戦いが遠い過去になるほど長い時間が過ぎているという描写だ」とする考察を読んでふむふむ。

ユーミンの「Voyager~日付のない墓標~」をユイ/レイの林原めぐみさんが歌う。
自分のためだけに生きられなかった不器用なゲンドウへ。忘れ形見であるシンジの中から響く「あなたを愛したことを 死ぬまで誇りにしたい」眼筋ふっきれて涙腺が崩壊した瞬間。

この曲を使いたいがためにこのラストがあったのではないか?と思うほど。シーンにぴったりはまっていた。

マリが口ずさむ歌の数々にも、たくさんの伏線が張られていたのだと改めて。

死海文書が発見されたニュース。
今回発見されたかけらたちは、以前に発見されたものを補完するものであるという。
月への移住計画や、南極で未確認物体が発見されたというニュース。
なんというタイムリーか...これもすべて「レーゼの計画通り」?w

【音】 #EmptyBlackBox 『KING OF BRASS ROCK 5』

久しぶりにEBB ワンマン来られた!

いつもおしりにもってくるWarning!を頭に持ってきてくれて、ドあたまからぎゃんぎゃん暴れたよね(^^;

今回で2回目!というガードマンも聴けたし♥️


ガードマン, a song by Empty Black Box on Spotify

 

ゾンビオンデマンド、のアウトロからの繋ぎで、ヤツさんとホーン隊がはけていく…と思ったら、ヨッシーさん、岡ちゃん、たむちんさん、鷹さんだけでめっちゃかっこいいインスト曲やってくれたり♪(誰の楽曲でしたでしょ?SoundOfTamura最高🙌)

 

今日のワンマンは「あなたの想い出の曲をEBBがカバー」という企画があって。

シンヤさんが読み上げるメッセージの後に、岡ちゃんのカウントからギターとベースの音色に鍵盤のイントロが始まってヤツさんの歌声…からの、


イロトリドリ ノ セカイ, a song by JUDY AND MARY on Spotify

JAMの中で大好きなナンバーなので、私も一緒になって嬉しくなっちゃいました(ナイスリクエスト!)

Yukiちゃんが歌うのとまた違う雰囲気、間奏のホーンアレンジ、他にもたくさん…EBBにしか表現できない「イロトリドリノセカイ」、本当に素晴らしかったな。

 

新曲(タイムマシーン…?)もノリノリのアッパーチューンでご機嫌♪

やっぱり好き音なんだ!って改めて。

 

(そう言えば、去年の秋ワンマン、同じ場所では「ストーリー」やってくれましたよねー?ねーねーねー?)😇

 

帰り際に余計なことをしゃべってタムチンさんに少し前のEBBライブおサボりしたのがばれちゃう珍事もありつつ💦

冬ワンマンはLoft heaven(12/21)楽しみにしてます♪

 

 

【想】また観たい映画の話。「 #きっと、うまくいく 」( #3idiots )

古いブログを発掘。

物語の内容をすごくリアルに覚えていて、久しぶりにすごく観たい映画のお話…

とても良い映画だった。インド映画特有の「歌って踊る」もうんざりするくらいたくさんあったけどw

今、少し凹んでいるからかな。

こういう元気の出る作品がとても恋しい。

 

https://www.instagram.com/p/BT1iUrTj_xs/

 

「きっと、うまくいく」(3idiots)(ちょっぴり ネタばれあり

 

(2017.04.15) 松竹早稲田でインド映画を5時間近く2本立てで見てきた♪

まず、一本目。

 

「きっと、うまくいく」(3idiots)

 

端的にいうと、すごくよかった、その一言に尽きる。

 

卒業から10年間、音信不通になっていたランチョーが見つかった という知らせを受けて、ラジューとファラン、ランチョーのライバルだったチャトルの三人で、10年前の 思い出を回想録のように追いかけなが ら、ランチョーにたどり着くまでの物語。

 

インドでは産まれた子供が女の子だったら医者、男の子だったらエ ンジニアに。 子供がいい会社に入って安泰になれば自分の老後も安泰、そう考え る親御さんが多いという。

貧しい中で育ててもらった期待に応えて立派にならなければ...

そんなプレッシャーの中、インドの超キャリア志向を背景に、若い 人たちの自殺率が高い、という社会問題が深刻化しているという。

インドならではの階級社会の闇のような部分も描かれ、特に一番最初、寮で上級生が下級生に嫌がらせをし ているシーンなんかは、インドの学生事情をかつての階級制度と重ねて描き、その闇の部分を描いているのでは。と、容易に想像がついたり。

 

生まれたての赤ちゃんが産声を上げず、失望の中で呪文のように" Aal Izz Well"を唱えたところ息を吹き返 す、そんな馬鹿な(w)というシーンもたくさんあったし。

お約束の歌って踊るシーンも健在で、後半は

 

ちょっと歌いいから物 語進めてくれませんか?

 

と、若干食傷気味にな りつつもw

 

後半、ランチョーの真実が明かされていくシーンあたりからまたも前のめりになって3時間近い映画なのに、泣いたり笑ったり、すごく忙しい映画だった。 

 

ラージューが自らの命と引き換えにランチョーを守ろうとしたシーン、そして、そこからたくさんの人たちに支えられてまさに起死回生をはかるところは、見ていて一番好きなシーンだった。

 

「痛い思いをして学んだことだから」

 

面接のシーンで、面接官から「君は素直すぎてわが社向きではない 」というようなことを言われた時。

自分の真っ直ぐさを否定せず、それでだめなら結構です。 という態度を取ったラージュー。

 

自分に素直に、実直に生きていく。 誰かのためではなくて、自分のために生きていく。

ファランもラージューも、ランチョーを通して大事なことに気づかされる。

 

最後のどんでん返しは本当に爽快だった。

(気になる人はぜひみてね。すごくスカッとするから!)

10代、20代の頃に出会いたかった作品。

 

そして、うちの会社にラージュー似のイケメンがいることに気づい てニンマリw 顔だけじゃなくて胸毛ボーボーなとことかも含めてそっくりw

 

ありきたりなんだけれど、また見たいな、と、思わせる。 笑って泣いて、そして最後にもう一度大笑いし幸せな気持ちになる 、そんな映画でした。

 

どこかでもう一度上映しないだろか。 また劇場で見たい。

 

【劇】#ブロードウェイバウンズ「 #時を紡ぐもの 」

ブロードウェイ・バウンズ

時を紡ぐもの

観劇しました。3月に静物画をみたぶり、久しぶりのお芝居でした♪

 

※豪快にネタバレしてます!

もし、再演があったら観ようかな?とか、考えてるかたは読まない方が良いかも!自己責任でお願いします🙏

https://www.instagram.com/p/B182zZBJMec/

フライヤーより。

【ストーリー】
自称youtuberの宿無しの男女が寝床を求めて廃墟 となったBARらしき店内に入ってくる。
しかし、そこには先人がいて二人のことを何故か知ってい るという。
こちらも自称占い師・・・。
怪しむ間もなくあちらこちらから人が出てくる。
満月の晩にだけ店を開き、店名を「月下美人」という。
奇想天外な登場人物に怯む二人だが、何故かなかなか外に 出られない。
それどころかむしろどんどん巻き込まれていく。
ジェットコースター人情喜劇。
やがて夜が明けるとき衝撃のラストに涙します。

前説明け、BGMとともに長い暗転から始まる物語。

廃墟に侵入!霊とか出ちゃったらどうしよう! とか言いながら能天気に写真を撮る一(はじめ)と薫…

そんな最初の5分に張られていた伏線が、実は…

 

物語を見進めながら、あれ?なんでこの人たち、 一と薫のことを知っているんだ?

なぜここに違和感がないんだこの人たち??というざわつきが、 最後のオチに繋がっているのに気付いた瞬間の背筋が凍る感じ。


でも、ただのサスペンスではない。

物語の中には、自分にも深く共感する部分がたくさんあった。


私は、姉と自分の二人姉妹なのだけども。

彼女にはとても厳しいしつけを施した両親。

片や、自由奔放に育てられてこんなチャランポランになった私。

 

姉は常々、「あんたは自由でいいよね」という。

 

何かあるとすぐ姉を頼る母を見て、「 お姉ちゃんはお母さんにちゃんと愛されてていいね」、 という意味不明な言葉を投げつけてきた私。

 

私の思春期に母の更年期障害が重なったことも災い、 私のせいでとても荒れた我が家。

 

それでも、私を大切に育んでくれた家族のことと重ねて、 寺下三姉妹を見守る自分がいた。

長女あきがかつての不倫相手とよりを戻すとか、 次女しおりが事業を始めるとか、 三女まこが海外でお笑い芸人目指すとか…

いかにも胡散臭い話が立て続けに起こって、 なんだこのメロドラマのような展開は…というか、 この乱痴気騒ぎのオチは一体どうなるんだ?
…と、思い始めた頃にひっくりかえる舞台。

 

それまでの舞台上での大騒ぎが嘘のような結末に、 はっとさせられた。


ここ数か月の自分に置き換えたとき。

いつか会いに行きたい、そんな甘えの先に、その「いつか」 がやってこないまま、大好きな人を失った経験がある。

 

出会えなかった音楽は、もう、 二度と会う事のできない瞬間だったのだ、 ということに気づいた時にはもう手遅れだった…

 

生きていてくれたら…人任せのそんな後悔の先に行動しなかった自分への苛立ち、悲しみ…


後悔しないように、今、目の前の瞬間、日々を一生懸命に生きろ、 と、言われているような、素晴らしい作品でした。


受け取り手側に委ねるように、最後の最後はいろんな想像ができるように(良い意味で)曖昧な印象のまま巻くが閉じる。

実は一と薫も、 本当の意味で月下美人を出られなかったのではないか…

 

あ、

何故かなかなか外に 出られない。

 

そういうことだったのか。


後悔が無いように生きるって何だろう。

自分自身に問い直す、とても良いきっかけになりました。

(20190526)

#momoboo_観劇記録

【音】#FUNKIST/THE WIND AND THE SUNtour2019 at横浜Baysis

 前日のPVフルバージョンリリースからざわざわしっぱなしで、 いよいよ始まるんだなぁという感動で(始まる前からすでに) 胸がいっぱいの変な人σ(^_^)ワタシ


THE WIND AND THE SUN MV(フルver)/ FUNKIST - YouTube

トップバッターのオルタニカは、 ツアー参加が決まったときから配信音源などを聴いてお勉強してた んだけど。
一曲目の「フタリノソラ」からがっつり引き込まれていって。
電子ドラムやシンセ?とか、手数をかけて丁寧に「ライブで細部まで再現する」事にこだわっているバンドなんだなぁというのが伝わってくる。


フタリノソラ, a song by オルタニカ on Spotify
楽曲が良いのはもちろんだけど歌詞の世界観も、 誰もが共感できる日常に寄り添うような優しさがたくさんつまっていて。そして、 その言葉のひとつひとつがライブでもちゃんと届いてくる。


FUNKISTステージで西郷さんが明かしてくれた出会いの話。
オルタニカは宮田さんの高校の後輩さんらしくて。
FUNKISTが学校にお呼ばれしたとき、学生服を着て「バンド組んだばっかりなんです!」って声をかけてくれたのが、 今の彼らだったという話。
今回のツアーが決まったとき、 宮田さんが一番にオルタニカを呼びたい、と、 言い出したという話。


宮田さんがいなかったら、私、 オルタニカと出会えてなかったかもしれない。
もーホントに感謝しかありません!
…と言うくらい、私にとっては衝撃的な好き音との出会い♪


BRAND NEW VIBEは初めて見たときは大所帯だったけれど、 今はKei君のソロプロジェクトとして再始動。
いつか皆が帰ってこられる場所を守りたいんだ! みたいなことをMCで言っていたけど、 心のこもった熱いライブだった。


言葉が勢いよく跳ねる、 跳ねた勢いでしのままメロディに乗っかっていく。
ころころと人の心を転がしていくような、 言葉遊びみたいな世界観と圧のあるかっこいい音霊。すごく面白かったなぁ。


もちろん、しっとり系も♪


僕らの生きる意味, a song by Brand New Vibe on Spotify

消えたくなる様な日々を泳いで
辿り着いた今日が
君が生きている事を意味付ける証なんだぜ

西郷さんがFUNKISTステージ中に(Kei君を)、

熱い想いを持ったやつで、少しでも良いなって思ってくれた人がいたら躊躇わずに付いてってやって。絶対にKeiは皆を裏切ったりしないから

 

と、MCでBNVを紹介してくれるシーンがあって。

ミュージシャン同士もお互いをリスペクトしあって、強く繋がっていてくれるんだなぁと…

一人でもバンド!BNV!!

何年か前にエロパレ主催のとき予習復習用に買った古いアルバムと今の楽曲、ごちゃ混ぜにしてたくさん聴いてる♪

またどこかでお耳にかかりたい!

= = = = =
BNVのあとはこの日のトリ、FUNKIST
ざわざわしすぎて空いた隙間をするする… してる間に気づいたら3列めにいるというミラクル!
転換中に、 カーテンの代わりにかかってたスクリーンの隙間から中の人に見つ かるという大失態(ライブ中暴れすぎで気持ち悪いもの見せてしまったのではないかと …←意味不明な方向性で自意識過剰)もやらかし、 始まる前からざわざわが納まらず(^^;


SEの1音目が鳴った瞬間から全部持っていかれて、 ツアーの初日だからどんなセトリでくるか想像もつかず。
 うぁーーーっとぶち上がってあっという間だった。


なんの曲だったか…

MCしながらギターを取り上げて準備しながら「あっ」 ていう西郷さん。


この曲ギター要らないんだった、ヨシロウがいるから♪


って満面の笑みと照れ笑いでギターを片しながらヨシロウさんの方へ振り向く西郷さん。

口角をふんわりとあげた笑顔で、そうだよ、って頷くみたいにアイコンタクトを送るヨシロウさん。

たったそれだけの事だったけど、観てるこっちに込み上げてくるものがいっぱい😭


あと、ツアー前のライブで西郷さんにおねだりしていた
「輝さんの弾くDIAMOND聴きたい!」
が叶った嬉み♪(イントロ鳴った瞬間にぎゃぁぁぁってアホみたいな叫び声あげたの私ですゴメンナサイ)

別に、私が言ったからではないんでしょうけど(^^;

 

まだツアーが続いているので詳細はムフフフフ、ですが…

西郷さんが歌い続けて、宮田さんが奏で続けて、守り続けてくれたこの場所。

お帰りなさい、を言うひと。

ただいま、を言うひと。


ミュージシャンも、私達リスナーも、皆がそれぞれの思いを携えて帰れる場所があること…嬉しさを噛み締めながら…あっという間の時間でした。

 

 

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私個人的には思いがけないご縁に結ばれて、 FUNKISTの音に再会できて本当に嬉しかった♪

普段はぼっち参戦のライブだけど、この日は傍で最初から最後まで一緒に楽しんでくれる人がいて、本当に心強かった♪(以前にライブハウスでギャン泣きしすぎて過呼吸起こして倒れたことがある前科者が通りますwそれもFUNKISTのライブで!!)←

 

おまけ①

お腹抱えて笑ったやつw

 

おまけ②

宮田さんがアコギに持ち替えた時、

西郷さんがMCであーじゃこーじゃ喋ってる横で椅子に座ってセッティング始めたんだけど。

上手側から下手側の宮田さんをタオルできゃっきゃ煽る輝さんw

ステージの上、相当暑かったでしょうね…(フロアの下もめっちゃ暑かった(&熱かった)ですもん)

しかし、自由すぎて笑うw

 

おまけ ③

アンコールにツアーTに着替えてしゅっと一番乗りの西郷さん。

ヒラヒラつけてるやつ(ヨシロウさん)とか、暑苦しいの着込んでるやつ(輝さん、ステージ始まりに迷彩のジャンパーみたいなの着てた)とか、まだこねえじゃん!変なの着込んでっからおっせーのよ!

 

って、一人取り残されて粛々とMCを続ける西郷さんw

早く来いって怒ってるのか、でも何だか楽しそうでよく分からないんだけどw

 

小さな事から大きな事まで、観てるこちらも、演者さんたちも、皆が幸せを噛み締めてるのがよく分かる…最高な夜でした☆

 

 

【音】#defspiral SPRING TOUR 2019 Count down to 9th Anniversary 『THE NINTH GATE』

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ちぃ on Instagram: “#defspiral SPRING TOUR 2019 Count down to 9th Anniversary 『THE NINTH GATE』 ツアー初日、念願の神戸「太陽と虎」へお邪魔してきました。 久しぶりのdef♪安定の好き音がそこかしこに。…”

ツアー初日、念願の神戸「太陽と虎」へお邪魔してきました。
久しぶりのdef♪安定の好き音がそこかしこに。

新譜が出てからしばらくたってるから、どんな感じのセトリになるかなーとそわそわしつつ。
端(PROGRESS)から端(TO THE GALAXY -RECONNECT)まで、富士山を愛でつつくまなく聴きながらの旅道中、幸せなひと時でした♪


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富士山!定点観測w↑

てっぺん見えなくてご機嫌ななめ(›´ω`‹ )

 

アルバムツアーじゃなかったから、NightmareとかMelody.、CARNAVALとか。
大好きな古めの楽曲もたくさんやってくれた♪

直近で出たミニアルバムもすごく好きで一杯聴いていたから上がりっぱなしで本当にうれしかったなぁ。

 

途中のMCで、新しいグッズにパスケースがあるんだよ、というTAKAの紹介に横から 「そっかこれで9つのゲートを開けていくわけだね?」 というツッコミをいれるMASATO。(一同爆笑)天然かっw

何かの曲の時は、背中合わせでTAKAとクラッシュしてしまい、はっとして振り返った時の幸せそうな二人の笑顔が...

 

MASAKI、Ryoのかっこいいリズム隊も健在。
好き音がびっちり詰まっていました♪

 

彼らがdefspiralになって再スタートを切った年。
年末のUnitでOAなし純粋なワンマンやったとき、アンコールには楽曲が枯渇して本編でやったSALVAGEをもう一度やるという珍事を目の前で観ていたから。
今となっては、フルライブをやってもまだ全曲終わらないくらい、たくさんの楽曲ストックを携えて彼らが歩みを止めずにいてくれることへの感謝しかなく。

 

ツアーファイナルまでどんどんあげていくから、というMASATOのつぶやきに、聴いているこちらも期待度が高まるばかり。

 

昔から大好きでよく聴く曲もここ1、2年の比較的新し目な楽曲も。彼らの世界観ががっつり詰まっていて、聴き飽きない。

そんな9年分の魅力がこのツアーには詰まってる。ツアーファイナルも行けたらな!


翌日の大阪は、TRANSTIC NERVEでメジャーデビューした記念日。私は行けなかったけど、ものすごい盛り上がったよ、という話を方々から聴きいた。

彼らの20年に渡るキャリアを考えると、長く続いてくれて本当にありがたいな...という想いでいっぱい。


バンドは形を変えていったけれど、根底に有るかっこいい音は今も昔も変わらず。きっと、これからも変わらないのだという予感。

 

念願の太陽と虎で大好きな彼らの音に触れられて、幸せな時間はあっという間。
ほんと、ジャングルだったwwwそこかしこに動物がw


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また来るね!神戸♪
・====・
追記
4月4日(木)
太陽と虎、運営会社「株式会社パインフィールズ」代表取締役 松原さんがお亡くなりになりました。享年39歳...若い。
ここ数ヶ月、大好きなアーチストさん達が松原さんの話題を口にされるのを見る機会が増え、闘病生活をされている中でもユーモアを失わず、希望を失わず、病気とまっすぐ戦う姿にたくさんの想いをいただきました。

ガンという病気が自分の身近にもあり、家族の闘病を見守る中、いろいろな想いが交錯します。
またいつか、太陽と虎へ伺います。

この箱で、大好きなdefの九年目へ向かうお祝の幕開けを見届けられたこと。

本当に嬉しかったから。

これからもずっと、そこに松原さんがいるような気がするから。

これからますます、若い人たちが神戸の街を、日本の音楽シーンを盛り上げてくれることでしょう
あなたの残したものの大きさを噛みしめながら…ありがとうと感謝を込めて。
#momoboo_livediary2019
#momoboo_livediary
#太陽と虎

【音】#松任谷由実 TIME MACHINE TOUR Traveling through 45years at日本武道館

※ネタバレが少しあるので、見たくないかたは下に進んではなりませぬ!!

 

人生のうち、1度は観てみたいアーチストさんのお一人だったユーミンのツアーへ、念願かなってお邪魔してきました!


ちぃ on Instagram: “#松任谷由実 TIME MACHINE TOUR Traveling through 45years at日本武道館 いくつになっても少女のようなキラキラした輝きをなくさないユーミンの、45年分の魅力がびっちりつまったライブでした。 ユーミンのライブ初体験!…”

過去のツアーを見たことがある人には「これはあの時の!」と、思い出すような過去ツアーの焼き直しを散りばめてまとめ直す。

初見にはユーミンてこんな感じ!を、ぎゅっと濃縮してお届け、みたいな演出だったようなのですが。

音楽をただ聴かせるだけのライブではなく、ユーミンの歴史がわかるような。

あっ!と、驚くような仕掛けがたくさん。

あーこの頃のツアーはこんなことしてたんだなぁー等と思いつつ。

初見の私も知ってる曲しかなく、どこをどう切り取っても見所しかなく、感動で胸が一杯!

 

ストーリーテラーの老婆?がステージ横をウロウロ…お客さんの上着を悪戯したりしていたかと思ったら、ベルベットイースターでピアノを弾き語るユーミンの姿が。

 

しっとり歌い上げたところで、胎動音…に、はっ!としたら、大好きな "Happy Birthday to You~ヴィーナスの誕生~"イントロが!

 

『天国のドア』『DAWN PURPLE』の2枚は、私の好きなユーミンを語る上で絶対に外せない大好きなアルバム。

数多ある楽曲の中から、『DAWN PURPLE』の1曲目に収録されているこの曲をセトリに取り込んでくれた、それだけでもう!(号泣)

 

アンコールの一曲目には"カンナ8号線"を。

サビのベースラインがあんなにエモかったなんて、10代の頃は気づきもしなかったよw

 

ドラム以外の楽器隊は、ぐるぐる回る円形ステージでダンサーさんたちと一緒にステップ踏んだり。

ステージをすっぽり覆うスクリーンを駆使した様々な演出、イリュージョンのようなパフフォーマンス。

一瞬たりとも目の離せない、ドキドキとワクワクがびっちりとつまった時間旅行でした。

 

少女のように無邪気にステージを駆け回るユーミンのお姿に、自分もあんな風に歳を重ねていけたらなぁ…(*´-`)と…

 

Wアンコで再びステージに登場したユーミン

 

16歳でひこうき雲を、19歳ではじめてのアルバムを出したとき。

あなたが歌わないとあなたの楽曲のよさは伝わらないと言われて、まさか、 自分で歌うとは思いもしなかった。

でも、原点であるソングライターであることを忘れてはいけないといつも思ってます。

そして、いつかみんなで歌える楽曲を作ることが夢でした。

そんな、少女の夢が叶ったのがこの曲です。

 

みんなー!今夜その夢を叶えてくれますかー??

 

からの、Wアンコ

やさしさに包まれたなら」  

🎹とユーミン、私達オーディエンスで大合唱♪

 

この上ない幸せを噛み締めながら、武道館をあとにしました。

 

誘ってくれたお友達に、感謝。

 

こんな大掛かりな過去をひもとくツアーをやったら引退しちゃうの?なんて思う人もいるかもしれない。

でも、まだまだ歌い続けるから安心してください!

 

悪戯っ子の笑みで、オーディエンスに語りかけるユーミン

また、次のツアーでお目にかかれたら!